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モノの敵性価格を話し合う第4回大会

午前〜人気ボードゲームフェイズ〜
▲ 様々な特殊迫ヘを持ったキャラクターを使い・・・
早速遊ばれたゲームは、大会前の投票で最も多くの票を集めた「操り人形」。

このゲームは各プレイヤーは「恥も外聞もない貴族」となり、暗殺、盗賊、魔術などありとあらゆる手段を使ってお金を稼ぎ、価値の高い建物を建築することを試みるカードゲーム。

他のプレイヤー(貴族)の思惑を読みきり、価値の高い建築物を建築しきるのは、果たしてどの貴族でしょうか…?
▲自分の都市にポイントの高い建物を建てる
▲そのためにあらゆる陰謀を張り巡らして
コイン(お金)を集めよう
一回の手番では一つの手段しか選べないゲームなのですが、そこにシンプルながらも見事なゲームシステムが用意されているお陰で、他人の思惑がある程度は推測できるようになっているところが素晴らしい。今大会でも、参加しておられた貴族の方々は、笑顔の仮面の裏で虚々実々の戦いを繰り広げられておられました (笑)

遊ばれた皆様からは、「他人の動きの読み合い、駆け引き等が面白い。」「自分の理と他人の理の違いが実感できる。人の考えを読みきれた時が快感。」と、他人の思惑との兼ね合いを高く評価するコメントを頂きました。

▲交易都市として絶頂期を迎えた都市
ポンペイに移り住む人々
次に遊ばれたゲームは「ポンペイ」。

ヴェスビオス火山の大噴火で滅んだ街として有名な「ポンペイ」を舞台にしたこのゲーム。

ゲーム内容は、前半では文化的に絶頂期を迎えたポンペイに自分のコマを増やし、後半では噴火した火山から迫り来る溶岩から逃げ延びよう、という"いかにも"な内容で、写真にある通りコンポーネントがとても雰囲気を盛り上げてくれます。
▲街は瞬く間に溶岩に飲み込まれていくことに。
▲哀れにも亡くなり火山に投げ込まれたコマ達
後半部分になると溶岩のタイルをポンペイの街に配置していくことになるのですが、この溶岩の流れる方向には、引いた人の思惑がきっちり反映され、明らかに恣意的な流れ方をするところがとても面白いこのゲーム。今大会でも溶岩タイルが置かれる度に、とても盛り上がっていました。

「えー、そっちに置くんですか?」「そんな(流れ方をする)溶岩はないやろう」など、悲喜こもごもの声が飛び交ったこのゲーム。参加してくださった皆様からは「題材は不穏当ですが、ワイワイと楽しめます。」「コマがポイポイっと火口に投げ込まれていくのが、題材を考えると不謹慎だとは思うけど、面白いです。」「シュールな題材に楽しいテンポ♪逃げる感じが出ててワイワイ楽しめました」など、ちょっと重めのゲームテーマと意外と軽いパーティーゲーム的なゲーム展開のギャップを評価するコメントを頂きました。

午後〜コンセプトゲームフェイズ〜
▲魔法使い、盗賊、戦士などの
冒険者パーティーで…
午後の部のコンセプトゲームの第一弾として遊ばれたのは、「ドラゴンズゴールド」。

このゲームは剣士、盗賊、魔法使いなどで構成された冒険者パーティーを指揮してドラゴンを退治し、ドラゴンが貯めこんだお宝を一番多く集めた人が勝ち、というゲームなのですが…

副題が「おい、その宝は俺のモンだぜ?」となっており、このゲームにおいて難しいのはドラゴンをいかに倒すか、ではなくて、その貯めこんだお宝をどう分配するか、というところなのだ―という世界設定を読むうちにおやおや?という感じが漂ってくるこのゲーム。
▲財宝を溜め込んだドラゴンを襲い・・・
▲その財宝を砂時計が落ち切るまでに分配しよう!
実はドラゴンはどうやっても無事に倒すことができるが、倒したドラゴンの財宝を冒険者間で分けるのは到底無事とはいかない、というところを楽しむゲームなのです。ドラゴン討伐に参加した冒険者同士で相手の働きに「適正価格をつけろ」というゲームなのですね。

適正価格をつけようにも、交渉をまとめる時間は砂時計が落ちきるまでしかない上に、魔法使いや盗賊はその能\力をドラゴン討伐ではなくて、共に討伐した冒険者パーティー相手に行使しようと虎視眈々と狙っているため、中々一筋縄ではいきません。

大会ではドラゴンの貯めこんだ財宝よりむしろ、敵(?)パーティーが持っている財宝目当てにドラゴン退治に出かける冒険者パーティーが多数見られました(笑)。遊んだ皆様からは、「分配時の拒否権や、得点に多大な影響を及ぼす冒険者の能力など大味なところもあるけど、序盤から終盤まで考えるポイントが変化するところが面白かったです」と奇妙な世界観のゲームでありながら、しっかり考えるポイントがあるところを評価するコメントを頂きました。

▲競りはボードとタイルを使って行われる
「ドラゴンズゴールド」の横で楽しまれたゲームは競りゲームの定番ゲーム「ラー」。

このゲームは「競りゲームの最高峰・集大成」と位置づける人が数多くいるほどの名作競りゲームで、時々刻々と変化する情勢の中、常に"ノルかソルか"の決断を迫られるところがとても面白いゲームです。

その決断の面白さに、タイルを引くという運の要素が絶妙に絡み合っているため、運に身を委ねる楽しみもあり、ゲーマー向きではあるものの多くの人が楽しめるように作られているところが大変見事だと思います。
▲お金の代わりとなる「太陽チップ」を使い・・・
▲ファラオ、ナイル、モニュメント建設などを通じて
より多くの名誉を獲得しよう
今大会ではこのゲームが遊ばれている際、管理人の私は違う部屋で別のゲームを遊んでいたため、展開を見ることはできなかったのですが、「ラー!」という声(ノルと決めたらこう叫ぶのですw)や「もう一枚!」(欲張ると思わずタイルを引きたくなるのですw)という声が聞こえてきており、参加者の皆様が楽しまれている様子が伝わってきていました。

参加者の皆様からは「時間の概念がとても上手く取り込まれた競りゲームだと思います。」とシステム面を評価するコメントを頂きました。

▲個性溢れる5人の若手が描く前衛絵画
コンセプトゲームのうちメインとして用意した三つ目のゲームがこの「モダンアート」。

このゲームは現代アートギャラリーを運営する画商となって、オークションに出展される若手の絵画を売買し大儲けを企む…という実に分かりやすいゲームです。

競りゲームであるにも関わらず、人気が出れば価格は高騰するが、人気が出なければ二束三文でも購入されない、という絵画の現実のシビアさがゲームにそのまま反映されているところが見事なこのゲーム。
▲5種類の様々な競り方法で相場を操り…
▲人気の出そうな画家の絵を集めて
高く売り抜けよう!
初めて遊ぶ時はゲームの遊び方の説明が非常に簡単であるため、「これで本当に面白いゲームになるのかな?」と思ってしまいますが、遊んでいる内にスルメのように面白さが分かってくるとドンドン楽しさが加速していくところがこのゲームの最大の特徴でしょう。今大会でも、ゲームが中盤から終盤に差し掛かる頃に、「おお、なるほど。これオモロイわ。」と面白さに目覚めた方がおられました。

参加者の方々からは、「理詰めのゲームであるにも関わらず、ウーンと苦笑いで唸らされる選択が続くのが楽しい!芸術なんてどうでもいい悪徳画商の気分が楽しめました。」とこのゲームの面白さをとても良く反映したコメントを頂きました。

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