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世界の全ては私の為にある第7回大会

午前〜人気ボードゲームフェイズ〜
▲各プレイヤーに配られる
カッコイイ円卓の騎士のシート
この大会は、午前の部では大会のコンセプトとは関係なく、参加者の皆様の投票の結果、人気を集めたゲームが遊ばれます。

そこで、まず最初に遊ばれるゲームに選ばれたゲームは第2回大会でコンセプトゲームとして遊ばれた「キャメロット城を覆う影」でした。

その内容は、円卓の騎士となり、押し寄せる闇の脅威からキャメロット城を守りぬくことを目的とする協力ゲーム。ただし、仲間の騎士の中に裏切り者が潜んでいる可能性があり、騎士達の心を疑心暗鬼の影が覆い始める…というところが面白い。
▲騎士達は様々な局面で悪の脅威に立ち向かう
上写真は聖剣エクスカリバーを巡る攻防戦
▲Loyal(忠誠な騎士:右)か
Traitor(裏切り者:左)か、それが問題だ。
今大会では参加者の方が持ち込んで下さった拡張セットの円卓の騎士を追加して遊ばれました。新しい騎士の能力はとても魅力的だったので、その強さを堪能したいところだったのですが、今回は選抜漏れにて参加ならず。次回大会以降の参加を強く希望します。というわけで、よろしければまたお持ち込み下さいませ^^

開始前には、今回の防衛戦には何度か防衛に成功した経験のある騎士が大勢参加していたため、悠々の防衛成功が見込まれ、裏切り者の苦戦が予想されました。ですが、いざ蓋を開けてみると騎士達の心に驕りがあったためか、苦戦の連続が待ち受けていました。

結局、騎士達は皆ボロボロの状態になりつつも何とか無事キャメロット城を守り抜きました。途中で「もしこの騎士が裏切り者だったらどうにもならないっ…!」と思える局面を多数切り抜けてきたためか、騎士達の結束はバッチリ。終わった時には「誰も裏切り者はいないですよね」と騎士全員がお互いの忠誠を信じ認め合う美しい関係ができ上がっていました^^ 

大会参加者の方からは「役を演じながらのプレイが楽しいです。裏切り者がいるのかドキドキしました。」「サクサク進めていけそうで、それでいて進めすぎると逆にはまるところが気に入りました。」「1つの目的に向かって協力していく姿が好みです。」と皆で協力してゲームを進める楽しさと、ハラハラするゲームバランスを賞賛するコメントを頂きました。

▲皆様が経営することになるホテルは
おもちゃのようにカラフル
騎士達がキャメロット城で悪戦苦闘していた横で遊ばれていたゲームが「アクワイア」。

ホテルチェーンのオーナーとなり、ホテルを経営しつつも株で大儲けを企むこのゲームは経営ゲームのクラシックとして名高く、このゲームに嵌り、際限なく遊び続けている人も管理人の周りではチラホラ見かけます。

ゲーム中ダイナミックな展開が起こりますが、それが必ず誰かの意思で引き起こされるところがこのゲームの面白いところでしょう。
▲株券を購入し、ホテルを経営しよう!
▲ホテルチェーンの経営に参加している人達
まさにゲーム感覚で経営していそう!?
現実世界で「M&A」や「ホテル転がし」などと言われても雲の上の話ですが、それがまさにゲーム感覚で実行できるところがこのゲームの面白いところ。まさに経営ゲームの感覚が味わえます^^

今大会でも皆様が経営するホテルはダイナミックに吸収合併を繰り返し、大ホテルチェーンが築きあげられていきました。大会参加者の方からは「他人との絡みを意識して考えるところがたくさんあって、適度な悩ましさが良い」と考慮すべきポイントの多さとシンプルなルールの組み合わせが生み出す、悩む楽しさを評価するコメントを頂きました。

午後〜コンセプトゲームフェイズ〜
▲王様と大公と騎士が存在する盤面。
とにかく王様の駒がデカイ!^^
さて、ここからいよいよコンセプトゲームー陣取りゲームの紹介です。まず遊ばれたゲームは、陣取りゲームの王様「エルグランデ」。

ゲームの内容は、スペインの大公となり各地に自分の配下の騎士を派遣することで、その地域の覇権を握り、引いてはスペイン全土に覇を唱えようというもの。

地域の派遣を握るためには、他の大公との兼ね合いが非常に重要となるため、どのタイミングでどこに騎士を派遣するか、大変悩ましいゲームです。
▲スペインに覇を唱えるために
特に重要となるタワー。これまたデカイ!
▲全9ラウンドの陣取り合戦と
3回の得点計算でスペインの覇が決まる!
陣取り合戦の傑作の名を欲しいままにしているだけのことはあり、したいことを行おうとすると、必ずリスクを背負わなければならないゲームバランスは見事の一言♪陣取り系の多人数ゲームは他人との行動順が肝となることが多いのですが、このゲームはこの行動順に対して全てのリソースを有機的に結びつけることで、大変に悩ましくも楽しい時間を提供してくれる名作ゲームとなっています。

大会参加者の皆様からは、「良くできているゲームです。駆け引きがアツイ!」「他人との絡みを意識して考えるところがたくさんあって、適度な悩ましさが良い。」「強力なカードが多い分、お互いの手番争いも熱く、いいバランス感です。4〜5人でじっくり遊ぶのにGood!」と優れたゲームシステムが生み出す駆け引きを高く評価するコメントを頂きました。

▲お互いに数字を出し合って
毎ターン先手と後手を決める。
陣取り合戦の王様が遊ばれている横では、これまた陣取り合戦の名作ゲーム「カール大帝」が遊ばれていました。

ゲーム内容はカール大帝の治めるフランク王国で、あなたはカール大帝の後継者となるべく、有力な貴族を味方に付け、外敵から国を守るべく城を建築する力を証明しなければならない、という二人用の陣取りゲーム。

本大会ではこの二人用陣取りゲームを2対2の同盟戦でプレイしました。
▲地方の有力な貴族を
次々と味方に引き入れて・・・
▲広大なフランク王国の領土を
平定できる実力を王に見せつけよう!
遊んでみると分かるのですが、カール大帝の後継者には並大抵のことではなれません^^ 上では一言で「有力な貴族を味方に付け」などと書いてますが、貴族はちょっと気を許すと裏切りますし、外敵から身を守るための城はその裏切りのせいであっという間に内部から陥落してしまいます。

領土の拡張をしつつも貴族への根回しも怠らず行い、相手の城を奪う隙を虎視眈々と狙い続けるこのゲームは、気の休まる暇もありません。大会の参加者の皆様からは「敵が一つであるにも関わらず、集中して寂しさの1つも感じる暇もありません。」と濃密な時間を過ごせることを評価するコメントを頂きました。

▲円筒形の数字を巡り
陣地を作りその所有権を主張する
カール大帝が終わった後には、シンプルなルールで陣取りが楽しめるゲーム「ナゲッツ」が遊ばれました。

カール大帝が気の休まる暇も無い各地への目配りを要求されるゲームならば、こちらは虚々実々の心理戦をしつつ論理構築を積み上げていくゲーム、とでも言いましょうか。

軽めの見た目、プレイ時間の短さ、ルールのシンプルさと裏腹にとても重い時間が過ごせるこれまた名作陣取りゲームです。今大会ではこのゲームも2対2の同盟戦で楽しまれました。
▲手番でできることは棒(上)を置くか
タイル<下>を置くか、というシンプルさ。
▲カラフルなタイルで盤面が埋め尽くされると
ゲームが終了し得点計算が行われる。
覚えなければならないことは、手番でできる2通りの手順と陣地を確定する際の1つのルールのみと非常にシンプル。そのため短時間で終わるゲームですが、陣取りゲームでありながら始まった時からすでに鉄火場であることも珍しくないところがこのゲームのとても良いところ。今大会でも最初の数手で勝負の趨勢を決め兼ねない、とてもアツイ場所ができ上がっていました^^

一見心理戦のゲームに見えますが、かなりの論理構築力と集中力がないとちょっとした油断を理論的に突かれて敗れ去ってしまうところや、とにかく地味でジリジリとした展開が続くところが、人を選ぶかもしれません。とはいえ、陣取りゲームの面白さのシンプルなまとめ方としてはピカイチのできで、大会参加者の方からは「陣地の作り方がつかめずに苦戦したけど、手番の2つの選択肢が悩ましくて面白い」とのコメントを頂きました。

▲各種のブロックを積み上げて
カラフルな建物を作り上げよう♪
「エルグランデ」「カール大帝」「ナゲッツ」と名作陣取りゲームが遊ばれた今大会ですが、文句無く最も人気を集めたゲームが今から紹介するゲーム「ルミ」です。

このゲームの内容は左の写真を見てもらうのが一番早いでしょう。古代インカ帝国の建築家となり、ブロックを積み上げて目的の建物を作り上げていくゲームです。

行うことは、手番が来るたびに手持ちのブロックを1つ置くだけ。ブロックを置く時のルールはこれまた単純明快。勝利条件もこれ以上になくシンプル。
▲ブロックを組み合わせれば
ピラミッド建設だって思いのまま(右写真へ)
▲はい、この通り♪古代インカ帝国では
こんな風にしてピラミッドが作られていたんですねぇ!?
と、話を聞いているだけだと単純過ぎるため、子供向けゲームなのかな、と思いがちですが、さにあらず。大人が真剣に勝負してもとても楽しめますし、幅広い年齢層・性別で同時に楽しむことができる陣取りゲームとして、とても重宝するゲームです。一度ぜひお試しあれ♪

このゲームの紹介に関しては、管理人があれこれ書くよりも、大会参加者の皆様のコメントを紹介した方が良いでしょう。それでは頂いたコメントの数々です!

ブロック積みのゲームでは一番好きです。
ブロックを積むのが楽しい。
でき上がった建物がきれい。
単純なルールにも関わらず互いの駆け引きが続く名ゲームですね。
  ゲームが始まってすぐ鉄火場となり、ずっと熱い戦いが続くのが良い。

ランダムな要素が全く無く、全ての情報が公開されているゲームなのに、
  全然自分の思うようにいかないところが良い。


大会参加者の皆様、ありがとうございました♪

▲日本地図を忠実に反映したボード
ルミが大人気を博し、遊ばれた今大会ですが、他にも定番ゲームがしっかり遊ばれました。そんなゲームの1つが「サムライ」です。

ゲーム内容は、戦国時代の日本を統一すべく、大名となり、日本を支配する三種の神器「兜」「田んぼ」「仏像」を集める、というもの。

上記の説明には一部管理人による誇張表現がありますが、間違った日本観を楽しむゲームであることは間違いありません^^
▲各自ついたての後ろに自分の戦力を隠し・・・
▲目指す城への影響力を確保しよう♪
と、ゲームの世界観は一風間違った日本観を楽しむお茶目なものですが、その実ゲーム内容はかなりしっかり考えなければならないゲームとなっています。手番が来る度に手元にあるタイルを1枚盤面である日本地図の上に配置する、だけのゲームなのに勝利条件の独特さとあいまってとても悩ましい時間が訪れることでしょう。

求める地域への支配力を争うという風味が強いこのゲームは、陣取りゲーム特有の重さが薄く、軽めに楽しめるゲームとなっております。大会参加者の方からは「いかにもKniziaなゲーム。」と軽いジレンマを手軽に楽しめるゲームであることを評価(しているに違いない^^)コメントを頂きました。

▲各地に散らばったペンギン達で
魚を獲り集めよう
以上のように重いゲームが大量に遊ばれたこの大会の合間で息抜きとして機能したとても軽いゲームが「おい、それは俺の魚だぜ!」。

ゲーム内容は、ペンギンを動かして、動いた場所にいる魚を獲り、一番多く魚を集めたペンギンが勝ち、という非常にシンプルなもの。

ただし、ペンギンは後先考えずにその場の魚を取ってしまうから要注意、というところがなんとも微笑ましくこのゲームの面白いところ。
▲魚がたくさん集まっているところが獲得ポイント♪
▲他のペンギン達も魚目指して集まってくる。
おい、それは俺の魚だぜ!
よ〜く注意してあげないと、ペンギンは足元の魚を獲るのに夢中で身動き取れなくなってしまうのです。より多くの魚を獲ることが目的なので、氷の上をツルツル滑るペンギンをしっかり管理してあげましょう♪

10分ほどで終わる気楽なゲームですが、完全情報公開で運の要素が全く無いゲームなので、勝つためには頭をフル回転させないといけないゲームでもあります。とはいえ、気楽な世界観なので思わず「エイやっ」とプレイしてしまうんですけどね^^

大会参加者の方からは「気楽な雰囲気にも関わらず、奥の深い陣取りなのが良いですね。バランスも良く、少しの手順の差が生み出す利益の差を読みきれるかどうかがポイント、というところも良いですね。」と楽しい雰囲気で勝つための道を模索する喜びを評価するコメントを頂きました。

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