トップ  >  ボードゲーム  >  コンセプトゲーム会 第14回レポート

互いの役割を推理する第14回大会

午前〜人気ボードゲームフェイズ〜
▲アジアンテイストなイラストです。
アメリカ発のゲーム「Tsuro」の題名の由来は実は日本語の「通路」のこと。名の通り通路を敷き詰めていくゲームで、タイル36枚、コマ8個だけという超シンプルなシステムにも関わらず飽きのこない名作です。
▲互いのコマがぶつかり始め鉄火場に!
▲ついにオレンジvs黒の一騎打ちです。
自身のコマの前にタイルを敷き、そのタイルに書かれた線に沿ってコマを動かしていくといくゲームです。他プレイヤーと出会ってしまうと一気にどこまで連れて行かれるか分かりません。単純明快で短時間で遊べるゲームにも関わらず、次々と起こりうる鉄火場に場が盛り上がりましたね。

▲羊たちにもいろいろいます
「フォレヴォレ」はD8、D10、D12を振って宣言以上の出目を出し得点のついた羊を集めるゲームです。高い目標値を宣言した人からサイコロを振ります。プラスばかりではなくマイナスの得点もあるため、マイナスを引かないように駆け引きもあるダイスゲームです。これも多人数で遊べます。
大会では安定して高い目を出したプレイヤーが危なげなくちぎって勝利を収めていました。
▲クリップで留めた数字が今回の目標値。
▲最終得点(トップ)です。
6人くらいでやる方が楽しいゲームです。山札が尽きたら終わりですので短めに終わるため、軽く遊ぶには良いゲームです。

午後〜コンセプトゲームフェイズ〜
▲殺害現場に集まる探偵たち
今回持ち込んでいただいたコンセプトゲームで人気を博した2人用ゲームが「Mr.Jack」です。2人用と侮るなかれ・・・その設定、絵、コンポーネントだけで「これは面白そうだぞ」という感じを与えてくれます。
▲各キャラクターを選択して移動させます
▲あと一歩というところで逮捕 (>_<)
切り裂きジャック vs 探偵の読み合いゲームです。登場人物8人のうち誰か1人が切り裂きジャックです。犯人役のプレイヤーはその正体を知っています。互いに交錯する手番に個々のキャラクターを移動させていくのですが、4人行動するごとに殺人が行われます。その殺人に目撃者がいたのかいなかったのか、その情報を元に探偵はジャックの正体を絞り込んでいきます。次第に照明が消え、闇に沈んでいく街の中、8ラウンド内に見事切り裂きジャックを捕まえれるのでしょうか!?

モグラもたまさんとプレイさせていただきましたが、残念ながら8ラウンド目ぎりぎりで逮捕となりました(図の通り)!くやしー!!ふろっぴさん vs みゃあさんの戦いでは8ラウンド目あと1コマ動かせたら逮捕というところで逃げ切りという展開になりました。どちらも手に汗を握る接戦でしたね。

▲ヴェネチアの町でうずまく陰謀、インコグニト
本大会のメインゲームの1つが「インコグニト」です。4人で遊ぶのですが、実は2人ずつの2チームの戦いです。果たして誰が味方なのか、そして我々の使命は何なのか・・・互いの探り合いが楽しめる名作です。
▲各地に散らばるエージェントたち・・・
▲果たしてヤツは味方なのか!?
キャラクターカード、体型カード、ミッションカードがクローズド情報として配られます。自分と味方のキャラクターを引いてるプレイヤーは誰なのか、そして味方のミッションカードは何なのか・・・それを探ることで勝利へと向かうゲームです。行動を決めるダイス代わりの人形がこのゲームの雰囲気にマッチして盛り上がります(笑)

自分だけが情報を得ても、味方が自分を味方と認識してくれないと勝利に結びつかないこのゲーム。ぎりぎりの戦いを制したチームでは熱い友情がうまれていました!?

▲荘厳な印象を受けますね・・・
推理ゲームらしい殺人事件の犯人探しゲーム「修道院殺人事件」も楽しまれました。同系統のゲーム「Cluedo」、「クルー」がシンプルで物足りない人へのお勧めゲームです。システムがかなりくどくなってるので好みは分かれそうですが・・・。
▲広い敷地内を探索して犯人を捜します
▲容疑者がこんなに!!
「誰がブラザー・アデルモを殺したのか?」 容疑者は修道院内にいた24名もの修道僧!「嵐の山荘もの」とも言える消去法でのミステリーに勝利するのは誰か・・・というゲーム。実はイベントカードの内容やミサに集まるシステムなどが結構シュールで世界観を楽しむのが一番の売りのような気もします。

ルール上では質問に対して答えなくて良いため、大会では、引きよく集めた情報を隠匿して、圧差で決着する展開となってしまいました。このゲームは質問に関しては原則こたえる方針で遊んだ方が楽しめそうでした。

▲コンポーネントは三色の紐・付箋・審議官駒のみの超シンプル
百科審議官
3人専用の珍しいパーティーゲームです。各自が自分用の「お題」を用意します。ベン図のように作られた7つの領域すべてに言葉をヒットさせるか、合計10個の言葉をヒットさせた人が勝者となります。
それぞれが用意した「お題」を推測しつつ、当てはまりそうな共通項を探していくゲームです。
▲今回用意されたお題の一つ。ちょっとひねってあると・・
▲赤・青・黄それぞれの隠されたお題を読みきれるか?
実は見物する観客がもっとも楽しめるかもしれません。大会では「みかん」と「夏みかん」の違いに悩んだり「穴のあいたキウイ」の他17文字もある言葉が登場し、成功したり失敗したりする度に盛り上がっていました。

▲特徴を強調されたイラストの顔が秀逸
家計図
「大きな口」「巻き毛」「近視」「鼻」「大きな耳」といった特徴を持つ一族が、自分たちの特徴を子々孫々に引き継いでいきます。特徴を引き継いだ子供が生まれると、対応する特徴に得点がはいります。第5世代まで生んで、もっとも得点の高かった一族を担当したプレイヤーが勝利を得ます。
▲ゲーム中盤。ひ孫が生まれています
▲最終局面。7人の子孫がそろいました!
大会でかなり人気のあったゲームです。イラストがやはり一番ウケていたようで、内容的にはシュールですがほのぼのと遊べます。4人までのゲームで、最低一つの特徴には担当プレイヤーがいません。自分の担当する特徴を隠しつつ得点を重ねていくのがポイントで、「アンダーカバー」に少し似ています。

▲雨の降る夜道をかける馬車・・・
大会メインゲームがひとしきり遊ばれたところで、大勢でしか遊べないゲームをしようと「悪魔城への馬車」が遊ばれました。
▲円卓を囲んで10人でゲーム開始です。
▲各人がアイテムを手に交渉していきます。
プレイヤーたちは「真実の嘘協会」か「公然の秘密結社」のいずれかの秘密組織に所属しています。チームで各秘密結社がもとめている聖杯あるいは鍵を集めあうゲームなのですが、果たして誰が敵で誰が味方かがわかりません。そんな中アイテムを交換したり戦闘したりしながら次第に敵味方がはっきりしていきます。10人ではさすがにプレイ時間が長かったこともあり、大会後には6人で再び楽しまれていました♪

▲シャドーハンターズの箱
国産の正体当てゲーム「シャドーハンターズ」も楽しまれました。6-8人で手軽に楽しめる名作です。
▲森の中で各人が別々の目的を持って戦います
▲アリーがダニエルを殺して終わるという展開に・・・
各プレイヤーはハンター、シャドー、ニュートラルのいずれかの属性のあるキャラクターを分担しています。各々が別々の勝利条件を持っており、おばばカードを元に敵味方を推測して戦っていきます。大会では「未知なるもの」のポーカーフェイスにだまされたハンターが味方を見つけきれない間に、アリーがダニエルに止めを指して終わってしまいました(>_<)

▲ボードゲーム大賞受賞作品ですが、意外と知られてないようです。
オバケだぞ〜
拡張セットも入れて遊びました。サイコロを振って進み、一番先にゴールした人が勝利を得るすごろくです。基本ルールだけですとホントに子供向けですが、バリエーションルールを入れると大人でも大変です。
▲最初は結構差がついていますが・・・
▲全員中身がわからなくなって大接戦! びんに閉じ込められたのは誰だ??
サイコロを振ってオバケの目がでると、駒に次々と「オバケ」がかぶせられて見分けがつかないようになります。すべての駒がオバケになると、今度はオバケの出目で駒の場所を入れ替えたり、担当する色を入れ替えられたりできるようになります。最初は覚えていてもそのうちさっぱり判らないようになっていきます。
大会でも最後には判らなくなって、思い切ってゴールをさせたものの他人の駒を引いてしまって勝利を献上・・・という展開になり盛り上がっていました。

▲渋いパッケージと覚えやすいネーミング
こちらも国産ゲーム「ワルモノ2
前作の評判は芳しくないとのことですが
今作の出来はいかに・・・!?
▲カード類、雰囲気でてますね〜。
▲ダイスを振って歩きます。まずはパスポートとチケットを手に入れろ!
4人のエージェントたちが現金の入ったアタッシュケースを国外へ運び出そうとするゲームなのですが、ホンモノの現金が入っているのは4つの内ただ1つ!しかも最初の時点では誰のアタッシュケースがホンモノなのか本人さえも知りません。すれ違う際に他のエージェントとアタッシュケースをすり変えたり、1手番使って中身を確認したりしながら国外逃亡を図ります。4人の中には潜入捜査官といった違った目標をもったプレイヤーが紛れているかも知れないところもミソです。大会では、知らない間に現金を抱えていたプレイヤーが最後の最後に他人とすり替え、見事相手の国外逃亡を成功させてしまうといったドラマチックな展開となりました。

▲何やら楽しそうな羊の絵ですが・・・
ちょっと変わった役割推理ゲームをしようと「マザーシープ」が遊ばれました。子供向けゲームっぽいコンポーネントで、子供と和気藹々と遊べるゲームですが、大人同士が戦うととたんに熱い展開になってしまいます。
▲色とりどりの柵をつないでいきます。
▲ぐるっと柵で囲めばその羊が確保されます。
柵の同じ色同士の部分を接続することで柵を延ばしていき、自分の目標とする羊を囲ってしまおうというゲームです。10匹いる羊のうち5匹の目的カードが配られており、個々の羊を誰が返したがっていて、誰が返す気がないのかを読み合います。大会でも1匹ごとに囲みたい人と囲みたくない人の間の駆け引きが繰り返され、大変な展開となりました。

▲カードゲームにも関わらずボードゲーム大賞を受賞。名作です。
操り人形
6人くらいで遊ぶのが楽しい、「くどめの」カードゲームです。毎回キャラクターをこっそり順番に選び、能\力を使いつつ建物を建てていきます。最終的に8つの建物を建て、ポイントの合計を競います。読みあいと駆け引きが熱いです!
▲サマリーは必須。まだまだ序盤に近いです。
▲バランスよく建物を建てています。このままいけるか??
大会では長期政権が生まれたりしましたが、2番手、3番手にいて着実に伸ばし続けたプレイヤーが最後に勝利を飾っていました。相手の予想の裏をかいたり見事に相手を読みきったときの快感、はまってしまったときの悔しさは筆舌に尽くしがたいものがあります。

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